【R2-No.12】研究紹介:2種の太陽電池パネルの充電特性に関する研究

カーボンニュートラルを目指すためには再生可能エネルギーの大規模導入が必要である。沖縄県において再生可能エネルギーの一種である太陽光発電設備を導入するためには基礎的なデータの取集が重要である。本研究では、様々な太陽電池を屋外へ設置することで発電電力等のデータを収集し、今後の再生可能エネルギーの大規模導入の際の基礎的知見を蓄積する事を目的とする。
 図1は工学部駐車場の芝生に設置された太陽電池パネルである。太陽電池の他に計測装置やバッテリー(蓄電池)を同梱するための電池ボックスが設置されている。太陽電池は現在1種類のみ設置されているが、今後も他の太陽電池を設置する予定である。これらの太陽電池の特性を同一環境で測定することにより細かい特性を収集可能である。電池ボックスには現在のところ鉛蓄電池が用いられているが、充電特性を比較するために各種リチウムイオン電池を接続する予定である。また、蓄電池と太陽電池パネル間に接続されるコントローラも各種接続することで充電能力を比較する予定である。

測定された特性情報はIoT技術によりクラウドに逐次アップロードされており、情報ネットワークを介して常に動作状況が確認可能である。また、収集されたビッグデータを統計的手法により解析することで太陽電池、コントローラ、蓄電池の性能を比較検討できる。

工学科電気システム工学コース・教授 千住 智信

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