【R2-No.18】研究紹介:ドローンの自律飛行における経路巡回システムの開発

近年ドローン技術は様々な分野で応用されており、その発展が期待されている。本研究では、ドローンの自律飛行の中でも「経路巡回」に焦点をあて、ユーザの指定した経路をドローンが巡回するためのシステムを提案する。本システムを実現するためにモバイルアプリケーションを開発し、簡単な操作で経路設計を可能にするとともに、 ユーザによる直接制御なしでドローンの離着陸を含む飛行動作一式を実現する。また Yolov2-Tiny による物体検出を利用して、効果的な映像撮影を試みる。加えて、実際の飛行実験を通してその有効性について確認した。
 本システムは、比較的安価で購入可能なDJI Phantom4(図2)を用いる事で、自作ドローンに比べて安全性・安定性を確保しつつ、様々な利用シーンカスタマイズ可能なものとなっている。現在、農業分野への応用を検討している。例えば、沖縄県で多く栽培されている柑橘類(たんかん、シークワサーなど)の生育状況の自動巡回や、害獣の自動巡回警備などに応用できると考えている。

工学科知能情報コース・助教 宮里智樹

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