【R2-No.20】授業紹介:エコデンカー制作を通したモノづくり体験学習の紹介

当コースではエコデンカーの製作を通してモノづくりを体験する授業を構築した.エコデンカーとは原動付き二輪車に搭載されているバッテリーで走行する電気自動車であり,毎年全国大会の競技会が開催されている.この競技会は,「モノづくりの苦労」「チームワークの大切さ」「エネルギーの尊さ」などを体験し,21世紀に生きる地球人として,環境・エネルギー問題に実践的な取り組みができる若者を育てることを目的としており,当コースのカリキュラム・ポリシーと一致する部分が大きいため,モノづくり体験学習としてエコデンカーを制作することにした.また,エコデンカーの設計や材料の選定及び製作だけではなく,スケジュールの立案と修正,予算の管理などを通してチームワーク及びコミュニケーション能力の重要性に気づき,向上させてもらいたいという意図からこのモノづくり体験授業を構築した.

授業は初めにチーム分けとチーム内の班分けを行った.チーム内で統括班,ボディ班,シャーシ班,タイヤ・ブレーキ班,駆動班の五つの班に分けた.予算は1チーム20万円とした.制作に関するレギュレーションは,エコデンカー沖縄大会のレギュレーションと同等とした.制作についての指導は,コースに所属する全教員が参加し,各班に1名または2名の教員がつき活動の指導にあたった.また制作については当コースが所属する工学部付属の技術部の協力のもとに行った.最終的な評価は発表会,制作車両,走行会,教員評価の4項目について採点し行った.発表会は質疑応答を含め20分で行った.走行会は工学部の敷地内に一周140mのコースを設営し行った.

 

エネルギー環境工学コース・助教 永島浩樹

 

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