琉球大学工学部技術部 » 第28回 業務紹介 環境システム班『環境建設実験棟Aでの安全衛生管理(電源編)』

第28回 業務紹介 環境システム班『環境建設実験棟Aでの安全衛生管理(電源編)』

報告班:環境システム班

業務名:環境建設実験棟Aでの安全衛生管理(電源編)

業務内容:

環境建設実験棟Aは,社会基盤デザインコースと建築学コースの2コースの構造系および材料系の研究室が主に使用している実験室です。建物内は大きく構造系と材料系に分かれており,5つの研究室が利用しています。利用スペースは,研究室ごとにある程度区画分けして利用されています。そのような利用状況の中,大小様々な試験機や実験装置が配置されています。そのため,試験機の新規導入や配置換えされる際などの電源確保や,実験に伴う電動工具の使用において電源容量の問題がしばしば生じます。

実験棟での電源容量には限りがあるため,大きな電流を消費する試験機や電動工具を使用する場合は,周囲にある試験機や作業に支障をきたす恐れがあります。その際は,研究室間で試験機使用時期の調整や,使用するコンセント回路の調整が必要になってきます。技術職員は,各試験機や電動工具の消費電流を調べたり,コンセント回路を把握して資料として取り纏めて,解決策の検討および提案を行ったりしています。

また,電動工具で使用する100V電源は,実験作業で学生が頻繁に使用するため,タコ足配線をしていないか,延長ドラムの使用において発熱していないか,高電流の電動工具を使用してブレーカが落ちたときに他の試験機に影響がない回路であるかなど,注意を払ってお互いの研究室の実験に支障をきたさないように努めています。

100Vコンセント注意喚起貼り紙作成