琉球大学工学部技術部 » 第31回 業務紹介 機械システム班『工作工場鋳物室 排風機の修理』

第31回 業務紹介 機械システム班『工作工場鋳物室 排風機の修理』

報告班:機械システム班
業務名:工作工場鋳物室 排風機の修理
業務内容:

 機械工学コースの2年次を対象に材料加工学実習が必修科目として設定されています。

材料加工学実習の中で「鋳造」が一つのテーマとしてあります。鋳物砂で鋳型を製作した後に、アルミ合金を可傾式重油炉で750℃から800℃まで加熱溶解後、流し込みます。

その際に発生する排気ガスは900℃以上になり、室内から排風機を用いて排出します。

 排風機のファンとモーターの動力を伝達するシャフトはピローブロックと呼ばれるベアリング2個で本体に支持されていますが、経年劣化で著しい騒音を発生していた為、シャフトとベアリング部を分解し、ベアリングを交換する事で騒音の発生を解消しました。