砂型鋳造法(すながたちゅうぞうほう)とは、木枠(きわく)で囲んだ鋳物砂(いものずな)の鋳型(いがた)の中に作りたい物の形と、通り道の空間を作り、とかした金属を流し込んで冷やして固まった後に回りの砂を落とすことで、金属を作りたい物の形にする方法です。できた製品を鋳物(いもの)といいます。
砂型(鋳物砂製の鋳型)の製作
砂型(すながた)の中に作りたい物の形と通り道の空間を作るために模型(もけい)を使います。砂型を作る途中で、その模型(もけい)を取り除くために上型と下型に分割(ぶんかつ)して作ります。
鋳込み(いこみ)作業・・・金属の溶解(ようかい)
・プロパンガスのコンロを使い鉄のなべで合金を溶解します。
合金(ホワイトメタル1種)・・・融点(溶ける温度)約200℃
・融点は約200℃だが充分に溶かして流れやすくするためにコンロで約300℃まで加熱し、とりべで溶けた合金をすくい鋳型(いがた)へ鋳込みます。
風鈴本体への穴あけ
・ボール盤(穴をあける機械)でセンター穴(中心となる穴)をあけます
・2ミリの鉄鋼キリ(ドリルの刃)で穴を貫通(つきとおす)します。
短冊・打ち金の取付
・ひもで短冊と打ち金をしばって風鈴本体に通して輪ができるように軽くしばって出来上がり。
最終更新日時 : 2018年3月29日(木)