
CNCフライス盤は、コンピュータ数値制御を用いた自動加工ができるフライス盤です。主軸回転停止、テーブル送り等の動作をNCプログラムで自動化することでXYZの3軸同時制御による曲線・曲面加工も可能な工作機械になります。
<KitMill SR200の仕様>
メーカー | ORIGINAL MIND |
製品名 | KitMill SR200 |
加工範囲 | 350(W)×200(D) mm |
主軸モーター出力 | 35w |
定格回転数 | 3400, 5600, 10000rpm |
取付可能な工具シャンク径 | φ3, φ4, φ6 mm |
加工可能な材料 | アクリル, 木材, 真鍮 |
備考 | 鉄鋼系は加工不可 |
<加工範囲と主な工具>


【加工の流れ】
まず、事前準備として加工したい形状の3Dデータ(stepやigesファイル等)を作成します。そのデータFusion 360で開き、CAMにより加工データを作成します。その後、ポスト処理にてNCプログラムを作成し、ものラボPCにてCNCフライス盤の自動運転を行います。

【使用手順】
- CAMによる加工データの作成
Fusion 360にて、事前に作成した3Dデータを開きます。加工パターンを選択し、工具の選定や切削条件等の入力を行います。入力したデータに不備がないかを確認する為、シミュレーションでツールパス等の確認作業を行います。


- ポスト処理(NCプログラム作成)
CNCフライス盤(KitMill SR200)は、専用ソフト「USB CNC」を使用して自動運転を行います。その為にFusion 360でポスト処理を行い、NCプログラムを作成します。

- CNCフライス盤(KitMill SR200)の自動運転
ものラボPCにて専用ソフト「USB CNC」を使用し、作成したNCプログラムを開きます。
ワーク原点を設定し、自動運転を行います。


【加工例】

