【R8-No.3】研究紹介:沖縄県全島の⼦どもの居場所への寄付の適正配分を⾃動計算する AI アプリ「うむゆい」の開発および実証実験
琉球大学 工学部 工学科 エネルギー機械工学コース・准教授 宮田 龍太
(E-mail:miyata26@cs.u-ryukyu.ac.jp)
本研究プロジェクトは、農林水産省による令和7年度「食品ロス削減緊急対策事業」の一環として、株式会社琉球新報社および日本郵便株式会社と共同で実施しました。沖縄県内の子どもの貧困対策を念頭に、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで収集されたフードドライブ品やメーカー各社から寄贈された未利用食品を県内全域の子どもの居場所へ可能な限り満遍なく届ける供給体制の構築を目的としています。
その実現に向けて、食品の分配案の提示や受け取り調整を支援するAIアプリを開発し、実証実験を通じて実運用に耐え得る仕組みの検証を進めました。本アプリでは、寄付の受け取り先である居場所の希望や制約を踏まえ、効率的かつ公平な分配案を提示できるよう設計しています。また、関係者間の調整業務を支援することで、限られた人員でも持続的に食品を届けられる運用体制の実現を目指しています。
