【R8-No.6】研究紹介:橋と道路照明柱を襲う台風の強風-風外力の実態を捉える計測技術-

琉球大学 工学部 工学科 社会基盤デザインコース・助教 大城 雄希
(E-mail:oshiro_fs1o@cs.u-ryukyu.ac.jp)

琉球大学では,学内に設置した実物大試験橋と高さ10mの道路照明柱を用い,台風時の挙動を実構造物で計測しています.照明柱では,過去に発生した基部からの倒壊原因を解明し,安全な維持管理につなげるため,疲労損傷が懸念される基部リブ付近のひずみと柱の加速度を観測しています.試験橋には,塩分を含む風の桁内部への侵入を防ぎ,点検足場を兼ね,景観向上にも役立つ多機能防食デッキを設置しています.デッキには風による上向きの押込みと下向きの引っ張りが複雑に作用するため,風圧センサーによる連続的な分布計測と,超音波式風向風速計による三次元風観測を実施しています.
さらに「にぬふぁ星講座」では,県内高校生に沖縄特有の維持管理課題と計測技術を紹介し,将来の社会基盤を担う人材育成にも取り組んでいます(図1,2).

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